津市議会 > 2017-03-27 >
03月27日-06号

  • "畜産業"(/)
ツイート シェア
  1. 津市議会 2017-03-27
    03月27日-06号


    取得元: 津市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-25
    平成29年  3月 定例会(第1回)          平成29年第1回津市議会定例会会議録(第6号)           平成29年3月27日(月曜日)午前10時開議     --------------------------------             議事日程 第6号第1 議案第4号から第45号まで-各常任委員長の報告、質疑、討論、表決第2 市長提出議案上程-提案説明、質疑、委員会付託、討論、表決    議案第46号 津市監査委員の選任につき同意を得るについて    議案第47号 津市固定資産評価員の選任につき同意を得るについて    議案第48号 津市教育委員会教育長の選任につき同意を得るについて    諮問第1号 人権擁護委員の候補者の推薦について第3 議員提出議案上程-提案説明、質疑、委員会付託、討論、表決    議員提出議案第1号 津市議会委員会条例の一部の改正について     --------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程第6号のとおり     --------------------------------             会議に出欠席の議員氏名出席議員(36人)       1番 中川民英君        2番 長谷川幸子君       3番 渡辺晃一君        4番 長谷川 正君       5番 岡村 武君        6番 伊藤康雄君       7番 川口和雄君        8番 藤本智子君       9番 豊田光治君        10番 堀口順也君       11番 青山昇武君        12番 横山敦子君       13番 加藤美江子君       14番 大野 寛君       15番 杉谷育生君        16番 田村宗博君       17番 西山みえ君        18番 川口 円君       19番 田中千福君        20番 佐藤有毅君       21番 岩脇圭一君        22番 坂井田 茂君       23番 八太正年君        24番 小林貴虎君       25番 福田慶一君        26番 川崎正次君       27番 田矢修介君        28番 岡 幸男君       29番 中村勝春君        30番 桂 三発君       31番 岡本知順君        32番 田中勝博君       33番 辻 美津子君       34番 倉田寛次君       35番 山崎正行君        36番 村田彰久君欠席議員(0人)          会議に出席した説明員の職氏名   市長                       前葉泰幸君   副市長                      青木 泰君   副市長                      盆野明弘君   政策財務部     政策財務部長         内田政宏君             税務・財産管理担当理事    松田千秋君             政策財務部次長        嶌田光伸君   総務部       総務部長           松本尚士君             総務部次長          浅井英幸君   市民部       地域連携担当理事       山下佳寿君             人権担当理事         南 勇二君   スポーツ文化振興部 スポーツ文化振興部長     栗本 斉君   健康福祉部     健康福祉部長         田村 学君             健康医療担当理事       松岡浩二君   商工観光部     商工観光部長         川合清久君   農林水産部     農林水産部長         森谷実徳君   競艇事業部     競艇事業部長         岩田英夫君   都市計画部     都市計画部長         加藤貴司君   建設部       建設部長           大西直彦君   上下水道事業管理者 上下水道事業管理者      佐治輝明君   水道局       水道局長           上田典廣君   下水道局      下水道局長          平澤直敏君   消防本部      消防長            中村光一君             消防次長           東海千秋君   三重短期大学    三重短期大学学長       東福寺一郎君   教育委員会     委員長            庄山昭子君   監査委員      監査委員           高松和也君   監査事務局     監査担当理事         松田いづみ君          職務のため会議に出席した議会事務局職員の職氏名   議会事務局     議会事務局長         荒木忠徳君             議会事務局次長        倉田浩伸君             議事課長           藤田定彦君             議事課調整議事調査担当主幹 真田貴之君             議事課議事法務担当副主幹   江角 武君             議事課主査          若林美佳君             議事課主査          加藤浩道君             議事課主査          鈴木 喬君     --------------------------------     午前10時00分開議 ○議長(田中勝博君) おはようございます。 ただいまの出席議員数は36人であります。議員定数の半数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 日程第1、議案第4号から第45号までを一括議題といたします。 議題に関し、各常任委員長の報告を求めます。 最初に、建設水道委員長堀口順也議員。     〔10番 堀口順也君 登壇〕 ◆建設水道委員長堀口順也君) おはようございます。 去る3月15日、建設水道委員会を開会し、当委員会に付託されました議案21件について、執行部出席のもと、さらに説明を受け、審査を行いましたので、その主な経過と結果について御報告申し上げます。 議案第8号津市手数料徴収条例の一部の改正についてでは、委員から、手数料は、消費性能に係る簡易な評価方法で市長が別に定める方法により評価されたものに該当するか否かにより異なるとのことであるが、市長が別に定める方法とは何か。また、どのように簡易なのかとの質疑があり、執行部から、市長が別に定める方法とは、省エネ性能を評価するモデル建物法のことである。また、モデル建物法では、建物全体の主たる設備機器等の性能を入力する程度でよいため、申請者、審査する側ともに負担が少なくなるとの答弁がありました。 また、別の委員から、該当する物件は年間どれくらいあるのかとの質疑があり、執行部から、過去の確認申請の状況から年間10件から15件程度と推定しているとの答弁がありました。 議案第10号津市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部の改正についてでは、委員から、廃止する住宅の管理は今後どのようにしていくのかとの質疑があり、執行部から、廃止する一部の住宅に関しては経過を見ていくこととなるが、周辺住宅には居住者がいるため適正に管理していく。また、中別保住宅に関しては借地であるため、建物の除却後返還する予定であるとの答弁がありました。 また、別の委員から、現在居住者がいる住宅の状況はどうかとの質疑があり、執行部から、設備部分が悪くなってくれば必要な修繕は行っている。特にライフラインなど生活に密接に関連したものについては修繕を行い、今後も適正な維持管理に努めていくとの答弁がありました。 また、同委員から、今後転居を促していくのであれば、転居先に関してどのように考えているのかとの質疑があり、執行部から、転居先については、市営住宅だけではなく、県営住宅や一般の賃貸住宅など、転居される方の御意向に沿った形で転居を促していくとの答弁がありました。 また、同委員から、転居を促すに当たり、希望する転居先に優先的に入居することはできるのかとの質疑があり、執行部から、条例の第5条に公募の例外という規定があり、災害による住宅の滅失や不良住宅の撤去などの場合は、特定入居として優先的に入居していただくことも可能となっているとの答弁がありました。 また、別の委員から、老朽化している市営住宅からいつごろまでに退去してもらう予定なのかとの質疑があり、執行部から、政策空き家として新規募集を停止した住宅については、平成26年6月に策定した津市市営住宅政策空家転居促進の基本方針により12団地158戸を平成36年度までの10年間で転居の完了を目指しており、現在4団地24戸が完了しているが、計画どおり移転が完了することは厳しいと認識している。今後も、政策空き家に入居している方へは引き続き転居を促していくとの答弁がありました。 また、同委員から、解体が決定していない状況の1棟単位でその都度条例改正するのではなく、今回の中別保住宅のように全棟単位で解体が決定した際に条例改正するのではいけないのかとの質疑があり、執行部から、すぐには解体する必要がない住宅であっても、老朽化がさらに進み危険な状態となり解体の必要が生じたときに、条例改正を行っておかなければすぐに対応ができないため1棟単位で条例改正している。今後は、引き続き入居者の移転交渉を進めていく中で、移転時期が棟ごとに大きな差異がない場合はまとめて条例改正を行うなど、転居の状況を見据えながら条例の提出時期について検討していくとの答弁がありました。 議案第14号市道路線の廃止についてでは、委員から、この道路は何の目的のためにあったのか、また、廃止した後はどうしていくのかとの質疑があり、執行部から、国有財産の里道として認定されていたもので、墓地の開発により使用ができなくなったものである。また、既に道路はなく、土地の権利も平成5年に国から払い下げ済みで津市にはないため、土地の所有者である墓地の管理者が管理していくこととなるとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、土地の権利もないのにどうして市道路線の廃止をしていなかったのかとの質疑があり、執行部から、そのことがわかった時点で廃止すべき路線であった。今後は確認をきちんとしていくとの答弁がありました。 議案第16号平成28年度津市一般会計補正予算(第9号)のうち当委員会付託分では、歳出の土木費について、委員から、道路維持事業工事請負費に関し、交付金が減額されたことにより実施できなかった工事は今後どのような計画をしているのかとの質疑があり、執行部から、本来の計画より交付金の減額分だけおくれていくこととなるとの答弁がありました。 また、同委員から、道路新設改良事業に関し交付金が減額となった理由はとの質疑があり、執行部から、現在、国の交付金の考え方が橋梁点検などの維持的なインフラ整備に重点が置かれているため、道路の新設などの投資については抑えられている状況であるとの答弁がありました。 議案第21号平成28年度津市営浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)では、委員から、歳入の市営浄化槽債及び歳出の事業費に関し、促進している事業にもかかわらずどうして減額補正となったのかとの質疑があり、執行部から、当初予算計上時において浄化槽の設置基数を過大に見積もってしまったこと、また請負率が予想よりも大幅に下がったことが主な原因である。今後は、2年間の実績も踏まえた上で来年度以降の事業に生かしていくとの答弁がありました。 また、別の委員から、この事業に関しては地域で啓発を行ってきたと思うが、当初予定した設置基数を施工できないのであれば今後は啓発をし過ぎてもいけないのではないかとの質疑があり、執行部から、浄化槽設置工事は、津市の工事だけで終了するものではなく、相手方の配管等の工事が必要となる。そのため、費用や工事の段取りなどの作業に日数を要するものであり、どのように調整していくかが課題と考えている。平成29年度以降はそのことも検証しながら実施していくとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、市民の方に、啓発と同時に費用や手順についてもきちんと説明するよう要望するとの発言がありました。 また、別の委員から、宅内配管に補助が出るとのことであるが、どうして限度額が6万円なのかとの質疑があり、執行部から、県の補助限度額が6万円であるため、津市もその限度額に合わせた補助としているとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、補助額を上げることにより、浄化槽を設置する人がふえるのではないかとの質疑があり、執行部から、個人の宅内配管については個人の財産であることから、県の補助要綱に合わせた額で行っているとの答弁がありました。 また、別の委員から、工事はどのような業者にどのように発注しているのかとの質疑があり、執行部から、市の名簿に管工事で登録がある40者程度に1件ずつ見積もり合わせを行っているとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、40者もの登録業者があるのであれば当初予定していた工事件数ができたのではないかとの質疑があり、執行部から、実際応札してくる業者数は、応札金額が低い率となっていることが原因で数者となっているとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、1件ずつ発注するのではなく、複数件まとめて発注することにより応札者がふえ、工事が早く進むのではないかとの質疑があり、執行部から、まとめて発注することにより、工程の組み方、スケジュール調整が非常に難しくなる。また、地域が点在していることもあり、まとめて発注することは難しいのが現状であるとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、発注方法を工夫し、今後、応札者がないことにより、工事が進んでいかないことがないよう考えていただきたいとの発言がありました。 議案第22号平成28年度津市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)では、委員から、白山地域簡易水道事業工事請負費の減額について質疑があり、執行部から、国庫補助金が67%に下げられたことに伴い事業費の調整を行ったところ、工事請負費を下げざるを得なかった。今年度施工できなかった部分については平成29年度に実施する予定であるとの答弁がありました。 議案第30号平成29年度津市一般会計予算のうち当委員会付託分では、歳出の土木費について、委員から、地籍調査事業に関し、前年度と比較すると倍の予算計上になっている理由はとの質疑があり、執行部から、現在、国道23号から沿岸部にかけて重点整備区域と位置づけ、平成27年度から10カ年で沿岸部を重点的に進めるよう取り組んでおり、その内容で当初予算を計上しているとの答弁がありました。 また、同委員から、現在何か課題はあるかとの質疑があり、執行部から、この事業を10カ年で終わらせるために推進協議会を立ち上げ、地元の関係者への周知などに取り組んでいることから、現在のところは順調に進んでいるとの答弁がありました。 また、同委員から、耐震化促進事業に関し、促進事業というにもかかわらず前年度と比べると減額となっている理由はとの質疑があり、執行部から、木造住宅耐震補強事業補助金の申請件数が平成25年をピークに年々下がり続けているため、実績を勘案し件数を減らしたことが主な原因であるとの答弁がありました。 また、別の委員から、地籍調査事業に関し、市長が10年かけてやっていくと言われているが、香良洲地区に2年かかっている。今回の予算計上でどこまで進めていけるのか、また、あと8年で全体を終了できるのかとの質疑があり、執行部から、平成29年度予算で香良洲地区の約0.84平方キロの立ち会いを予定しており、残りの立ち会い箇所が4分の1程度となる。また、沿岸部については通常の地籍調査事業官民境界先行調査の手法により計画している。また、法務局が行う調査業務もあり、それと連携することにより、10年で終了できるよう取り組んでいるとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、いろいろなところと連携し加速していくことで、何とか10年でやり遂げていただきたいとの発言がありました。 また、別の委員から、相川建設作業事務所の移転に関し、新たに整備する面積について質疑があり、執行部から、面積としては現在より広く、倉庫や車庫は現在と同程度のものを建設する予定であるとの答弁がありました。 また、同委員から、地元からの要望があると聞いているが、どのように対応していくのかとの質疑があり、執行部から、将来周辺が公園となることを踏まえ、車庫と倉庫の新築に当たっては、色彩など周辺環境に配慮するよう考えている。また、敷地内部が見えないよう、植栽またはフェンスなどである程度作業スペースを配慮した形で設置しようと考えているとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、市民のために一生懸命頑張っている姿を見せることも必要である。そのあたりをきっちりと判断して対応していただきたいとの発言がありました。 討論として、委員から、マイナンバーカード交通系カードの連携による高齢者外出支援事業の一環としてコミュニティバス高齢者運賃を無料化する政策が上がっているが、金銭的な支援が少な過ぎること、また、マイナンバーカードを利用したくない人は恩恵にあずかることができず、そのような人も公平に扱うべきであること、また、津地域の高齢者はコミュニティバスの恩恵にあずかりづらいため、不公平感が残ることから反対するとの態度表明がありました。 議案第35号平成29年度津市共同汚水処理施設事業特別会計予算では、委員から、今後の事業の進め方について質疑があり、執行部から、平成29年度に殿舟団地とピュアタウンを行い、平成30年度に豊が丘団地善応寺団地の帰属を受けて事業化していく予定であるとの答弁がありました。 また、同委員から、雨水の配管などが団地で集中管理していたときに誤接されていた場合の改修に係る費用負担はどのようになるのかとの質疑があり、執行部から、個人の敷地内の排水設備の誤接であるため個人で負担していただくこととなるとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、それぞれの団地で積立金や基金から負担するということもあると思うが、市のほうで調整し、スムーズに進むよう支援していただきたいとの発言がありました。 議案第38号平成29年度津市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算では、委員から、滞納残高はどれぐらいあるのかとの質疑があり、執行部から、平成29年2月末現在で過年度分が約7億1,000万円となっているとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、回収目標はいつぐらいかとの質疑があり、執行部から、具体的な時期を答えることはできないが、現在、滞納整理の実効性を上げるために、平成27年度以降法的措置を視野に入れ努力している。厳しい状況ではあるが、まだやり尽くしていない状況であり、負担の公平、歳入の確保に係る観点から今後も引き続き徴収業務に努力していくとの答弁がありました。 討論として、委員から、回収を続けてもらっているが、滞納額が多額であり、制度そのものが最初からひずみがあると考えるため反対するとの態度表明がありました。 議案第40号平成29年度津市水道事業会計予算では、委員から、県営水道の受水費に関し、長良川水系の契約水量はどれだけか、また、最近津市において渇水の危機はあったかとの質疑があり、執行部から、長良川水系の契約水量は1日当たり5万500トンである。また、平成19年度に渇水状況があった。今後も天気については予測が難しいことから、県営水道を活用することにより、安心・安全な水の供給ができると考えているとの答弁がありました。 また、同委員から、津市の1日の水道給水能力はどれぐらいかとの質疑があり、執行部から、平成27年度実績で1日最大配水量は12万367トンで、1日平均配水量は10万8,975トンであるとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、長良川水系の5万500トンもの契約水量は必要ないのではないかとの質疑があり、執行部から、自己水源や雲出川水系だけでは100%の供給はできない状況で、合併前から長良川水系を利用して水道水を供給している状況であるとの答弁がありました。 また、同委員から、長良川水系からの原価を下げ、受水費を圧縮していかないと水道料金が下がらないと考えるがいかがかとの質疑があり、執行部から、津市の浄水場施設は老朽化が進み、更新の時期に来ているが、新たに浄水場施設を建設するための投資額より長良川水系の水を供給するために管路を延ばす投資額のほうが安くなることから、将来に向けての投資として、長良川水系は欠くことができない水源であると考えている。また、長良川水系は山間部を配水しており、ポンプ使用の動力費なども必要なく、自然に配水できることからも、長良川水系の水を活用していかなければならないと考えているとの答弁がありました。 討論として、委員から、県営水道からの導水事業は実績から見ても必要以上の契約であり、市民負担を考えると契約水量を可能な限り下げていく交渉が必要であると考えることから反対するとの態度表明がありました。 以上が、審査における主な過程であります。 その結果、議案21件のうち、議案第30号、第38号及び第40号は賛成委員多数をもって可決、他の各案は全会一致をもって可決と決した次第であります。以上で報告を終わります。 ○議長(田中勝博君) 以上で建設水道委員長の報告は終わりました。 ただいまの委員長の報告に対し、質疑に入ります。 質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 質疑なしと認めます。 これをもちまして、建設水道委員長に対する質疑を終了いたします。堀口議員は自席へお願いいたします。 次に、教育厚生委員長小林貴虎議員。     〔24番 小林貴虎君 登壇〕 ◆教育厚生委員長(小林貴虎君) おはようございます。 去る3月16日及び17日、教育厚生委員会を開会し、当委員会に付託になりました議案10件について、執行部出席のもと、さらに説明を受け、審査を行いましたので、その主な経過と結果について御報告申し上げます。 議案第4号津市幼保連携型認定こども園の設置及び管理に関する条例の制定についてでは、委員から、保育や幼児教育の提供量と質は現状を維持しつつさらに高みを目指す中でやっていけるのかとの質疑があり、執行部から、ゼロ歳児から2歳児までの保育提供量の拡大による待機児童解消への取り組みなど、保育や幼児教育のより質の高い提供施設として整備を進めるとともに、職員の資質向上やコアタイムの教育内容の充実などにも精いっぱい取り組んでいくとの答弁がありました。 また、別の委員から、定員の考え方について質疑があり、執行部から、入所・入園の実績や、地域における保育所や幼稚園へのニーズなどを勘案して設定しているとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、今回の定員設定により待機児童は解消されていくのかとの質疑があり、執行部から、津市全域で考えると、ニーズに対する想定定員は充足できるものと考えているが、地域別に見た場合、近隣に通園するなどの状況は発生するものと予測しているとの答弁がありました。 討論として、委員から、これまでの保育方法の根幹を転換する制度であるとともに、公立幼稚園の統合の要素が非常に強く、保育時間の異なる子どもたちを一つのクラスで混合保育するという問題点などもあることから、この議案には反対するとの態度表明がありました。 本件は、賛成委員多数をもって可決されました。 議案第9号津市国民健康保険条例の一部の改正についてでは、委員から、条例改正による影響について質疑があり、執行部から、現時点では市民税の所得が出そろっておらず、分析できていない状況であるとの答弁がありました。 本件は、討論はなく、全会一致をもって可決されました。 議案第16号平成28年度津市一般会計補正予算(第9号)中当委員会付託分では、歳入について、議員から、児童発達支援センター利用者負担金の減額に関して、もっと多くの方に利用してもらわなければならないのではないかとの質疑があり、執行部から、定員40人を目指し、職員の資質を高めながら、利用者の期待に応えていきたいとの答弁がありました。 また、同議員から、幼稚園使用料の保育料に関し、滞納させないよう在園中からしっかりと啓発活動を行っているのかとの質疑があり、執行部から、園長とともに啓発しているところであるとの答弁がありました。 これを受けて、同議員から、幼稚園の先生方が市民の血税が投入されているという意識を持って、送迎時などの日ごろの声かけを徹底させることにより、未納や滞納は確実に減るはずであるとの発言がありました。 また、同議員から、小学校費負担金の減額理由について質疑があり、執行部から、西が丘小学校の増築工事に係る国庫負担金対象面積の算定誤りによるものであり、今後このようなことがないよう内部で精査し、県ともより密に協議を行って、適正な予算計上に努めていくとの答弁がありました。 また、同議員から、低所得の高齢者向けの給付金給付事業費補助金に関し、申請を忘れている方に対する啓発活動について質疑があり、執行部から、広報紙やケーブルテレビなどによる啓発活動や期限間近には申請書の再送付などを行っているとの答弁があり、これを受けて、同議員から、広報紙などを見ない高齢者もいる中、申請書を見る気になるような送付方法を考えているのかとの質疑があり、執行部から、わかりやすい表現や文字を大きくするなどし、高齢者に気づいてもらえるようにしていくとの答弁がありました。 次に、歳出の民生費について、委員から、公立保育所管理運営事業の賃金の減額について質疑があり、執行部から、当初256人の保育士を予定していたが、実際には243人であったことから13人相当分を減額するものであるとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、人材確保のための具体的な努力はどのようにしているのかとの質疑があり、執行部から、養成校への働きかけやハローワークでの求人、知り合いへの声かけなどいろいろ工夫はしているものの、なかなか難しい状況もあり、今後も人材確保ができるよう努めていきたいとの答弁がありました。 また、議員から、障害者総合支援法関係事業の自動車借上料が全額未執行となっている理由について質疑があり、執行部から、身体障がい者の方々の体育大会などの移動手段として民間のバスを借りる予定であったが、市所有のマイクロバスを利用できたことから未執行となったものであるとの答弁がありました。 これを受けて、同議員から、市はマイクロバスや公用車を多数所有しており、使えるものを使えば今回のように全額未執行とならないのではないかとの質疑があり、執行部から、今回はマイクロバスと運転手を確保できたが、必ず決められた日に車両と運転手を確保できる保証がないことから、この予算をゼロにし難い状況にあるとの答弁がありました。 これを受けて、同議員から、今後の課題として、予算の積み上げ方などについて切磋琢磨してシビアに勉強していかなければならないとの発言がありました。 また、同議員から、公立保育所管理運営事業の共済費の減額理由について質疑があり、執行部から、保育士の資格を持った臨時職員を求めているものの、その任用が思うように進まなかったり保険適用外の任用方法であったりしたため、減額となったものであるとの答弁がありました。 これを受けて、同議員から、保育士が足らないのであれば津市が育てなければならない。育てる環境として三重短期大学があるがどうかとの質疑があり、執行部から、一度検討したことがあるが、保育士の課程を設けるには施設や人材がかなり充実していなければならないという課題があったとの答弁がありました。 これを受けて、同議員から、何らかの形で補助員として雇い、働きながらでも保育士の資格が取れるようなことも考えていかなければならないとの発言がありました。 また、同議員から、子ども・子育て支援事業の印刷製本費の減額理由について質疑があり、執行部から、出会い応援事業にかかわるチラシの作成をやめ、フリーペーパーやFM三重のラジオ広告を活用しイベントのPRをしたことから減額となったものであるとの答弁がありました。 これを受けて、同議員から、当初予算を計上する時点でそのような媒体を利活用することが浮かばなかったのは職務怠慢である。費用対効果が上がるように日々努力していただきたいとの発言がありました。 次に、衛生費について、委員から、救急医療事業の委託料に関し、当初、救急・健康相談ダイヤル24は市民の方から消極的な評価が多かったが、現状はどうかとの質疑があり、執行部から、コールセンターの職員の電話対応が悪いなど一部苦情も聞き及んでいることから、機会を捉えて契約会社に指導するとともに、仕様書にも明記するなどして対応を図っていくとの答弁がありました。 また、同委員から、健康診査事業の委託料に関し、予算上見込んでいるがん検診などの受診率と目標とする受診率の差について質疑があり、執行部から、これまでの受診率を勘案した上で当初予算に計上し、件数が増加した場合は補正で対応するという考えであるとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、当初予算の段階で気概を持った予算を組んでほしい。目標に向けた努力と予算化をしっかりと考え、理念を持ってやっていただきたいとの発言がありました。 本件は、討論はなく、全会一致をもって可決されました。 議案第18号平成28年度津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)では、委員から、特定健診関係事業の委託料に関し、特定健診の期間をがん検診のように年度末まで延ばすことはできないかとの質疑があり、執行部から、施設健診については12月まで市単独で延ばしているが、がん検診のように年度末まで延ばすことについては、県全体の共同事業であるため、要望しているところであるとの答弁がありました。 討論として、委員から、国民健康保険料の徴収率は向上しているが、まだ100%ではなく、引き続き、最後の最後まで徴収努力をしていただきたいことから、この議案には賛成するとの態度表明がありました。 本件は、全会一致をもって可決されました。 議案第19号平成28年度津市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)では、委員から、低所得者減免事業補助金に関し、制度が知られていないのではないかとの質疑があり、執行部から、社会福祉法人や関係機関などに対して制度の案内はしているが、改めて周知に努めていきたいとの答弁がありました。 本件は、討論はなく、全会一致をもって可決されました。 議案第20号平成28年度津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)では、質疑、討論はなく、全会一致をもって可決されました。 議案第30号平成29年度津市一般会計予算中、当委員会付託分では、歳入について、委員から、短期大学施設整備事業債に関し、耐震工事の状況について質疑があり、執行部から、平成29年度に渡り廊下の工事を実施することで、これまでの校舎などの工事とあわせて全て耐震工事は終了することになるとの答弁がありました。 次に、歳出の民生費について、委員から、一般職給の時間外勤務手当に関し、予算計上の考え方について質疑があり、執行部から、健康福祉部など恒常的に時間外勤務が多いことは認識しており、平成29年度上半期の時間外勤務の総量を把握し、これを評価し、整理していきたいと考えているとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、例えば生活保護担当課など、厳しい労働条件の中で努力している姿が見受けられるため、かなり抜本的な体制改革をする必要があるのではないかとの発言がありました。 また、同委員から、管理職の時間外勤務については、数字としてあらわれにくく、過重な負担となっているのではないかとの質疑があり、執行部から、仕事の方法として、個別の仕事を個別にするのではなく、目的を明瞭化し、事業を複合化する中で効率的に仕事を行い、結果として仕事量の削減につながるよう取り組んでいくとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、市民の健康福祉を守っていく部署の職員自体が健康を害することがないような仕事の方法であり、体制としていただきたいとの発言がありました。 また、別の委員から、地域ケア推進事業の交付金が前年度予算から減額となっている理由について質疑があり、執行部から、敬老事業の対象者について、これまで70歳以上としていたものを平成29年度から71歳以上としたことによるものであるとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、対象年齢を見直していくことは理解するが、最終的に何歳まで引き上げていく予定なのかとの質疑があり、執行部から、75歳になるまで各年度1歳ずつ段階的に引き上げていく予定であるとの答弁がありました。 また、同委員から、子ども・子育て支援事業の補助金が前年度予算から減額となっている理由と出会い応援事業の成果について質疑があり、執行部から、予算を積算していく中で精査し、必要最小限の経費を計上したものである。また、出会い応援事業については、婚活イベントでカップルが成立するなどの結果が出ているとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、婚活イベントに民間のノウハウを活用してはどうかとの質疑があり、執行部から、当該事業は当初から県の出逢いサポートセンターの全面的な支援を得ながら進めてきており、引き続き、ノウハウを吸収しながら多様なイベントに対応できるよう力をつけていきたいとの答弁がありました。 また、同委員から、高齢福祉推進事業の委託料に関し、マイナンバーカードを申請しない人がシルバーエミカの特典を受けられないのは公平公正の原則と照らしてどうかとの質疑があり、執行部から、マイナンバーカードは申請すれば誰でも無料で交付されるため、公平な取り扱いであると整理しているとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、今回は高齢者を対象としているが、障がい者への拡大について検討していないのかとの質疑があり、執行部から、高齢者の外出支援事業の一つとして国のプロジェクトに参加するもので、まずは実証事業に向けてしっかり取り組んでいくため、対象範囲の拡大といった検討をする状況ではないとの答弁がありました。 次に、衛生費について、委員から、応急診療所管理運営事業に関し、前年度予算からの増額内容について質疑があり、執行部から、新しい応急クリニックの開設に伴い、これまでなかった日曜日、祝・休日、年末年始の昼間の診療も始まることから、委託料を増額している。また、看護師を2人採用しており、より充実した応急診療を運営していきたいと考えているとの答弁がありました。 次に、教育費について、委員から、学校施設維持補修事業に関し学校施設改修の考え方について質疑があり、執行部から、基本的には劣化して古い学校順に大規模改造を実施しているが、学校の状況によっては危険度などを勘案して順番を決めているとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、小学校へのエアコン設置は3年間に分けて実施するという考え方の整理がなされていたが、大規模改造においても考え方を整理した計画のようなものを示す必要があるのではないかとの質疑があり、執行部から、平成32年度までは計画が決まっているが、計画性のある維持補修を明確にしていきたいと考えることから、今後の課題としたいとの答弁がありました。 また、別の委員から、給食センター管理運営事業に関し、集団的な食中毒が起こった場合の対策や安全管理について質疑があり、執行部から、各小中学校の危機管理マニュアルに食中毒が起こった場合の対応もあることから、そのマニュアルに沿って対応することとなっているとの答弁がありました。 次に、継続費について、委員から、旧明村役場庁舎整備事業に関し庁舎の活用計画について質疑があり、執行部から、建物の設計図面の展示スペース、子どもたちが放課後に学べる場所や地域の方々が集会などで活用できるような場所にしていきたいと考えているとの答弁がありました。 討論として、委員から、高齢者外出支援のシルバーエミカは公平・公正性に欠けており、こども園についてはこれまでの制度の根幹を転換するものである。また、国民健康保険の問題として、一般会計からの繰り出し額が減っており、もっと積極的に支援を行うことを求め、この議案には反対するとの態度表明がありました。 本件は、賛成委員多数をもって可決されました。 議案第31号平成29年度津市国民健康保険事業特別会計予算では、討論として、委員から、高過ぎる保険料を引き下げ、国保会計を安定化させていくことは急務である。そのため、一般会計からの繰り入れで、変動に対応できるような基金を持たなければ納付金を払えない状況となる。また、特定健診、がん検診の受診率を上げ、健康づくりを進めることで医療費削減に向けた努力をしていただきたいことから、この議案には反対するとの態度表明がありました。 また、別の委員から、国保会計が逼迫している中、未納の状態は看過できない状況である。真面目に納付している人が報われない状況は著しく公平性を欠くという観点で、より一層の徴収努力をしていただきたいことから、この議案には賛成するとの態度表明がありました。 本件は、質疑はなく、賛成委員多数をもって可決されました。 議案第32号平成29年度津市介護保険事業特別会計予算では、委員から、住民主体型のサービスを実施していく中で、社会福祉協議会とどのように連携していくのかとの質疑があり、執行部から、各市社協の支部に設置している生活支援コーディネーターにいきいきサロンを中心とした活動に協力をいただいている。今後は、さらに発展できるよう市社協とも連携しながら、訪問型や通所型のサービスも含め、住民主体のサービスにつながっていくよう工夫していきたいとの答弁がありました。 討論として、委員から、当初は家族介護から公的介護保険ということでスタートしたが、その考えとは逆行して、地域と家族が強く出されている状況にある。高齢者の方が高いという介護保険料の軽減措置がとられていないことから、この議案には反対するとの態度表明がありました。 本件は、賛成委員多数をもって可決されました。 議案第33号平成29年度津市後期高齢者医療事業特別会計予算では、討論として、委員から、年齢によって医療を区切るような制度は廃止すべきだと考えることから、この議案には反対するとの態度表明がありました。 本件は、質疑はなく、賛成委員多数をもって可決されました。 以上が、審査における主な過程であります。以上で報告を終わります。 ○議長(田中勝博君) 以上で教育厚生委員長の報告は終わりました。 ただいまの委員長の報告に対し、質疑に入ります。 質疑はございませんか。 長谷川正議員。 ◆4番(長谷川正君) 教育厚生委員長に伺います。 今回あなた、委員長報告してもらいましたが、ありがとうございました。御苦労さんでしたな。今回あなた、委員長としての仕切りに対して、委員外議員としての私に対してお気づきの点はございませんでしたか。 ○議長(田中勝博君) 答弁を求めます。 ◆教育厚生委員長(小林貴虎君) 特にございません。 ◆4番(長谷川正君) そうか。ここで何らかの形で、悪かったで不徳のいたす限りのところが幾つかあると言うてくれれば御免したろうと思っとったんやけど、反省していないということで、教育厚生委員長、あなたに対して不信任動議を提出します。 ○議長(田中勝博君) 先ほど長谷川議員から不信任動議が提出されました。動議の成立は、会議規則第15条の規定により、他に1人以上の賛成者を必要といたします。賛成議員の起立を求めます。     〔「議長、理由を聞かなあかんやろ。理由もないのに成立できへんやないか」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 成立してから理由説明と、動議はそういうふうになっておるということでございますので。 岡村議員。 ◆5番(岡村武君) 議事進行について。それはおかしいで。一遍休憩せえよ、その場でもええで。 ○議長(田中勝博君) その場で暫時休憩いたします。     午前10時44分休憩     午前10時45分開議 ○議長(田中勝博君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 動議の成立を諮ってから動議の説明を聞くということでございますので。     〔「賛同できんやないか」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 言うておることはわかるんですが、決まりとしてはそれしかないです。     〔「もう一遍休憩とれ」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 暫時休憩いたします。     午前10時46分休憩     午前10時47分開議 ○議長(田中勝博君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 長谷川正議員に説明を求めます。 ◆4番(長谷川正君) 不信任を提出した理由を言います。 またしても今回、委員外議員として出席した中で差別的待遇を受けました。 私は、いつも委員外議員として、自分の担当委員会以外の委員会に出席するときは、前もって委員会開催前に一言、二言出席に対するお礼とおわびを言わせてくださいと委員長に頼みに行きます。これは礼儀でございます。今回もそうでした。朝一、15歳も20歳も下の委員長に、委員会が始まる前に市民クラブへ行き、小林貴虎委員長に頼みました。そこで委員長は手短にお願いしますと言ってくれて、私は了解をもらっております。 委員会開始直後に私は手を挙げて委員長に挨拶をお願いしたら、何でしたかと。何やその文言は。私は昭和から香良洲の議員しとんねん。そんなに見下げて言わんでええやないか。そやろ。それが一つや。ということで、全く委員外議員を無視した差別的返答でした。これが一つや。いろいろあるけど3つぐらい言うわ。 そして、平成28年度の一般会計補正予算の歳入の質問のところで平成29年度当初予算に絡めて質問をしていたところ、質問の内容によっては平成28年度の補正予算のときに平成29年度の当初予算を絡めないと質問しにくいし、また執行部もわからないし、委員の方々もわからないときもあり、そういうふうに質問するときもございます。また逆に、平成29年度当初予算のときに平成28年度の補正予算を絡めないと質問しにくいときがあります。これは執行部の方も委員の方々もそういうときがございます。聞いとってわからん。 ところが委員長は、この質問は平成29年度の当初予算にしてくださいと異議を申し立てられ、質問の途中でとめられました。95%まで質問しており、あと一言答弁をもらったら済む質問で、時間的なロスを考えますとそのまま質問を続けたほうが、平成29年度の当初予算のときにまた一から平成28年度の補正予算を絡めて質問すると二度手間になり、時間のロスになりますが、質問をとめられました。そこで、平成29年度の当初予算で質問をしてくださいというのであれば、委員外議員である私をそのときその場にいられるように御配慮願うべきでしょう。 けれども、その日の夕方、5時前ですな。4時半ごろやったか、ちょうど議事の時間延長や日程の延会に、皆さんには委員長がこれを諮っておりました。余りまとまらんような話でございましたので、私も口を挟んでいろんな案を言いましたが、全く無視をされました。 今回の延会手続や日程の延会については、皆さん挙手もせずにめいめい適当にばらばら意見しておりました。そういう流れでありますから、委員外議員の私としても意見を言える立場にあると思います。けれども、委員外議員であるということで私の延会関連の意見は全く無視されました。委員長が吐いた当初予算のときに質問してくださいと言ったことの委員長としての責任はどこへいったのでしょうか。 私は、無視されたことで、自分の委員外議員として発言することの場所と権利を奪われました。普通なら、長谷川議員、日程的なことが押してきていますから、あす以降に出席しにくくなってしまって、平成28年度の補正予算の審議のとき私が言ったことに対して申しわけないと、少しぐらいわびを入れるべきであります。でも全く無視されました。ということで、今回もまた委員外議員として差別的待遇を受けて、精神的にも肉体的にも大変疲れました。 ということで、あなたは委員長としての器ではございません。もっとその場の空気を読みなさい。空気もまともに読めないような者が委員長をすべきではありません。これが委員長に対する不信任の理由でございます。
    ○議長(田中勝博君) 動議の成立は、会議規則第15条の規定により、他に1名以上の賛成者を必要といたします。賛成議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(田中勝博君) 所定の賛成者がございますので、不信任動議は成立いたしました。 お諮りいたします。 この際、不信任動議を日程に追加し、議題とすることに御異議ございませんか。     〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議がございますので、起立により採決いたします。     〔「待て。所定の議員があるのに成立しとんのやないか。おまえ何をしとんのや」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 日程に追加するために。     〔「追加せんだら所定の手続をとれへんぞ。よう考えてみい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 日程の追加に異議があるということで、御異議がございますので、起立により採決いたします。不信任動議を日程に追加し、議題とすることに賛成議員の起立を求めます。     〔「賛成やけど、する必要ないやないか。何を言うとんのや」と呼ぶ者あり〕     〔「一旦休憩せなあかんやないか」と呼ぶ者あり〕     〔「違うさ。不信任が成立しとるんやぞ。何を日程に追加するんや。せんならんやないか。」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 再度聞きます。動議は成立しています。 本動議を議題として日程に追加することに賛成議員の起立を求めます。     〔「何でそんなものとれるんやと言うのに」と呼ぶ者あり〕     〔「議事録残っとんのやぞ、きちっとせな」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) その場で暫時休憩いたします。     午前10時56分休憩     午前11時00分開議 ○議長(田中勝博君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議会運営委員会開催のため、暫時休憩いたします。     午前11時00分休憩     午後3時15分開議 ○議長(田中勝博君) 議事整理に時間を要しましたこと、おわび申し上げます。 休憩前に引き続き会議を開きます。 教育厚生委員長不信任動議の提出者である長谷川正議員から発言の申し出に接しておりますので、これを許可いたします。     〔4番 長谷川 正君 登壇〕 ◆4番(長谷川正君) 午前中の本会議において、小林教育厚生委員長への不信任動議を提出しました。その理由は、教育厚生委員会の議事運営に対して不徳のいたすところが多々あったにもかかわらず、反省していないというものでありました。子細な理由は午前中の本会議で述べたとおりでありますが、一言で言えば柔軟性に欠けた議事運営、そして委員外議員を無視した差別的な対応であります。 また、本会議に対する議長の議事運営についてもおかしなところがたくさんありました。不信任動議提出の際には、教育厚生委員会の議事運営に対して不徳のいたすところが多々あったにもかかわらず反省していないと簡単な提案理由を述べたにもかかわらず、提案理由を先に聞かずに不信任動議の成立の賛否を問うのはおかしいという他の議員からの声に安易に同調したり、不信任動議が成立した後の日程追加についても休憩中なのか開会中なのかわからないような混乱した議事運営でありました。議長であるのであれば、もっと議事運営に対して、どんな事態に陥ってもうろたえることなく毅然とした対応をすべきです。 また、午後の会派代表者会議においても、市民クラブの代表として出席した小林議員は反省の色一つ見せず、わけのわからないへ理屈ばかり並べておりました。本来なら小林教育厚生委員長への不信任を成立させ、辞任してほしい。やめてほしい。また、ろくにしっかりとした議事運営もできず、事務局に小言ばかり言っている議長にも辞任してほしいというのが本望であります。 しかし、本日は上程議案の採決を含め追加議案の人事案件など数多くの日程が予定されており、長い時間を費やしているのは私の本意ではありません。ただ、教育厚生委員長と議長は今回の件をきちんと反省してください。 二度とこのようなことがないように約束してもらわなければ、また同じようなことが起こります。よって、小林教育厚生委員長や議長へ反省を促す意味も込めまして、断腸の思いでありますが、小林教育厚生委員長への不信任動議は撤回します。 ○議長(田中勝博君) 以上で発言は終わりました。 ただいま長谷川正議員から、小林教育厚生委員長への不信任動議の撤回の申し出がありました。 議事を続行いたします。 小林教育厚生委員長は登壇願います。     〔24番 小林貴虎君 登壇〕 他に教育厚生委員長に対する質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 質疑なしと認めます。 これをもちまして教育厚生委員長に対する質疑を終了いたします。小林委員長は自席へお願いいたします。 次に、経済環境委員長、渡辺晃一議員。     〔3番 渡辺晃一君 登壇〕 ◆経済環境委員長(渡辺晃一君) 改めまして、皆さんこんにちは。 去る3月17日、21日、2日間にわたりまして経済環境委員会を開催させていただきました。当委員会に付託になりました議案7件について審査を行いましたので、その主な経過と結果を御報告申し上げます。 まず、議案第16号平成28年度津市一般会計補正予算(第9号)当委員会付託分では、歳入について、議員から、県営ため池等整備事業分担金に関し、12月に増額補正したにもかかわらず3月にまた減額補正をしていることについて質疑があり、執行部から、当初に予定していた工事の途中で急遽予算の増額補正をしなければならない場合は、ある程度予測を持って補正予算を計上し、予算を確保した上で当該工事に対応することになる。そういった中で、最終的に工事を終え精算した際に見込んだ額よりも少なくなった場合は、国の補助金などもあるため、速やかに精算し予算を整えるのが筋だと考えているとの答弁がありました。 これを受けて、同議員から、今後の課題として、市民の血税を使い、また国や県からの補助もある以上、しっかり精査するようにとの発言がありました。 また、同議員から、生産物売り払い収入に関し、西部クリーンセンターでのごみ焼却熱を利用した余剰電力の売り払い単価について質疑があり、執行部から、単価はごみの種類により、紙や布などのバイオマス単価が18.36円、プラスチック類の非バイオマス単価が10.99円と固定価格買い取り制度で定められているとの答弁がありました。 これを受けて、同議員から、プラスチック類を焼くと焼却炉が長もちしないのではいかとの質疑があり、執行部からは、長寿命化計画により高カロリーのごみに対応できるように改修しており、現在のところ問題なく焼却できているとの答弁がありました。 また、同議員から、リサイクル資源売り払い収入に関し、単価は下がっていないのかとの質疑があり、執行部から、古紙類等の単価については若干上がっているとの答弁がありました。 これを受けて、同議員から、資源ごみが減ることは望ましいことなのかとの質疑があり、執行部から、資源ごみは処分するのではなく、うまく循環させていくことが一番いい形だと思っている。このことから、ごみはしっかりと分別して排出していただくよう市民への周知啓発に努めていくとの答弁がありました。 また、同議員から、レークサイド君ケ野売上金の大幅な減額に関し、今後この施設はどうしていこうと考えているのかとの質疑があり、執行部から、この施設は地域の方にとって非常に重要な位置づけの施設であると認識しているとの答弁がありました。 これを受けて、同議員から、常識で考えてもこれだけの赤字が出ている現状をしっかりと捉え、今後検討していくべきとの発言がありました。 また、歳出、第7款商工費について、委員から、企業誘致活動事業の企業立地奨励金の一部が執行されなかったことについて質疑があり、執行部から、当該奨励金は操業開始年度に指定を行い、その翌年度から交付することになっている。このことから、当初立地決定した企業が平成27年度から操業を開始することに合わせて今年度に予算計上を行ったが、企業側の都合により操業が今年度にずれ込むなどにより執行額が減少したとの答弁がありました。 次に、議案第17号、平成28年度津市モーターボート競走事業特別会計補正予算(第2号)では、委員から、平成28年度はもうかったのかとの質疑があり、執行部から、今年度はG1のレディースチャンピオン等グレードレースの開催によりかなり売り上げがあったことから、例年よりも収益はあったとの答弁がありました。 次に、議案第30号平成29年度津市一般会計予算委員会付託分では、歳入について、委員から、衛生費寄附金の環境事業寄附金について質疑があり、執行部から、当該寄附金は、以前から実施しているレジ袋ないない運動の収益による寄附金であるとの答弁がありました。 また、歳出、第4款衛生費について、委員から、環境マネジメントシステム推進事業に関し、グリーンのカーテン普及啓発で配付する苗木や種は何世帯分を用意するのかとの質疑があり、執行部から、苗木は180、種は1,000世帯分を用意する予定であるとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、グリーンカーテン事業の目的は地球温暖化防止であるにもかかわらず、津市の総世帯数約12万4,000世帯に対しその程度しか苗木等を用意する予定がないというのはいかがなものかとの発言がありました。 また、同委員から、環境保全事務事業に関し、記念植樹行事では西洋アジサイの植樹を予定しているとのことだが、津市の木でもあるツツジの植樹の必要性はもうないのかとの質疑があり、執行部から、平成29年度は根つきがよくイベントに参加された子どもでも簡単に植えていただける西洋アジサイの植樹を計画しているが、平成30年度以降はツツジも樹種の選定対象にして検討していきたいとの答弁がありました。 また、同委員から、ごみ減量対策事業に関し、子ども会によるリサイクル資源回収活動は教育の一環だと思うが、採算性や労働への対価についてどのように子どもたちに説明しているのかとの質疑があり、執行部から、子どもたちに対し、廃品回収の活動を通じて、労働することによってその対価となる収入を得ることができるといった教育も必要であることから、子ども会の代表者を通じて子どもたちに伝えていただくように窓口で案内していきたいとの答弁がありました。 また、別の委員から、廃品回収で回収されたリサイクル資源1キロに対し6円の報奨金が交付されているが、10年前から金額は変わっていない。もう少し上げることはできないのかとの質疑があり、執行部から、売り払い金額の相場や他市の状況も調査しながら検討したいとの答弁がありました。 また、別の委員から、白銀環境清掃センター跡地等整備事業に関し、当該跡地を太陽光発電目的に貸すための整備工事はこの予算に含まれているのかとの質疑があり、執行部から、当該工事は太陽光発電を行う業者の負担となるため、予算には含まれていないとの答弁がありました。 また、別の委員から、塵芥処理費が昨年度に比べ2億6,000万円弱減額となっていることについて質疑があり、執行部から、各施設の消耗品等を精査したことと最終処分場関係の工事費の計上がなくなったことから大幅な減額となったとの答弁がありました。 また、別の委員から、新エネルギー利用推進事業に関し補助金の内容について質疑があり、執行部から、個人住宅などで設置していただく太陽光発電システムや小型風力発電システムに係る補助金であるとの答弁がありました。 また、第5款労働費について、委員から、勤労青少年対策事業に関し、昨年はどのような講座を何回開催したのかとの質疑があり、執行部から、平成28年度は華道、料理、英会話、手話、着つけ、写真、書道、抹茶の8講座を開催した。また、新たに短期講座としてヨガ、飾り巻き寿司、レザークラフトなどの講座を開催し、非常に参加率も高く好評であったとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、もっと若者たちが悩んだりした際にアドバイスができるようなシステムを取り入れた、生きた対策事業にされたいとの発言がありました。 これを受けて、別の委員から、婚活などの少子化対策の活動も大いにやるべきであるとの発言がありました。 また、第6款農林水産業費について、委員から、畜産業振興事業に関して、税金を使うのなら松阪牛ではなく津ブランドにしていかないといけないのではないかとの質疑があり、執行部から、津ブランドの名前がつく特産物を何とか育てたいという気持ちは持っている。今回の支援策は、市内の畜産業が潤い、所得向上、税収向上につながればと考えているとの答弁がありました。 また、別の委員から、獣害対策事業に関し、昨年も国から交付金が入ってくるのを待って捕獲者へ報奨金を支払った経緯がある。このようなことが年々重なるとずっと続いていくことになるため、ある程度のところで区切りをつけ、市が立てかえるなどの対策をしていかないといけないのではないかとの質疑があり、執行部から、捕獲者には多大な負担をかけているのは事実であり、早期支払いができるよう、引き続き国や県に要望していくとの答弁がありました。 また、第7款商工費について、委員から、ビジネスサポート事業に関して具体的にどういったことを進めるのか、また、何をどのようにサポートするのかとの質疑があり、執行部から、企業誘致、既存企業支援、創業支援を三本柱として、具体的には、本市に進出を考えている企業、市内企業または創業を目指す方々の相談を受け、専門の相談員を配置し、市としてできる支援に力を入れていくとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、専門の相談員を置くと聞いたがどのような人を配置するのかとの質疑があり、執行部から、理事級のセンター長を初め、企業のOBや創業、起業に精通したコーディネーターでチームを組み対応していくとの答弁がありました。 また、同委員から、UIJターン、ふるさと就職応援等奨励金などの取り組みと来年度に向けた方向性について質疑があり、執行部から、ふるさと就職新生活応援奨励金の申請はPR効果もあり順調で、年度末にかけてふえると予想している。また、ふるさと就職活動応援奨励金については、直接、大学へ訪問しPRをしたものの、学生の反応は鈍く、平成29年2月末で5件にとどまっている。来年度も、学生に直接PRする機会を持ち、周知に力を入れていくとの答弁がありました。 また、別の委員から、ビジネスサポート事業の補助金に関して、機械導入に係る補助金の上限は1件当たり100万円となっている。上限を上げることでさらによい機械を導入でき、生産力が上がると考えるが、上限は変えられないのかとの質疑があり、執行部から、100万円を超える補助金については国のものづくり補助金があることから、そちらを活用していただくことができるとの答弁がありました。 また、別の委員から、アサギマダラやフジバカマなどを活用した観光の取り組みについて質疑があり、執行部から、アサギマダラは謎が多い非常に魅力的なチョウであり、フジバカマとの関係もミステリーに包まれている。観光協会やJAFなどと連携し、アサギマダラを観光資源の一つとして名松線のPRとともに積極的な情報発信を行い、誘客につなげていきたいとの答弁がありました。 次に、議案第45号平成29年度津市モーターボート競走事業会計予算では、委員から、送迎バスを運行しているものの乗客数が少ないように感じる。送迎バスの必要性をどう捉えているのかとの質疑があり、執行部から、乗客数は日によってばらつきがあり、便数の統合も考えないといけないが、一方で便数が少ないという意見もあることから今後検討していきたいとの答弁がありました。 討論では、競艇の本質はギャンブルであって、行政が運営することは問題だと考えることから、事業そのものに反対するとの態度表明がありました。 以上が、審査における主な過程であります。 その結果、議案7件のうち、議案第45号は賛成委員多数をもって可決、他の各案は全会一致をもって可決と決した次第であります。以上で報告を終わります。 ○議長(田中勝博君) 以上で経済環境委員長の報告は終わりました。 ただいまの委員長の報告に対し、質疑に入ります。 質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 質疑なしと認めます。 これをもちまして、経済環境委員長に対する質疑を終了いたします。渡辺議員は自席へお願いいたします。 最後に、総務財政委員長、八太正年議員。     〔23番 八太正年君 登壇〕 ◆総務財政委員長(八太正年君) 去る3月21日から23日までの3日間、総務財政委員会を開会し、当委員会に付託されました議案10件について、執行部出席のもと、さらに説明を受け、審査を行いましたので、その主な経過と結果について御報告を申し上げます。 議案第6号津市ふるさと振興基金条例の廃止についてでは、委員から、基金の地域かがやきプログラムへの充当がなくなるとのことだが、これまで充当されていた分の補填はあるのかとの質疑があり、執行部から、これまで地域の自然や歴史など地域の特性を生かした事業へ基金を充当していたが、大切な事業であるため、平成29年度当初予算には一般財源や国・県の補助等を活用して計上しており、今後も同様に力を入れていくとの答弁がありました。 また、議案第7号津市市税条例等の一部の改正についてでは、委員から、この改正で市税の減免申請をする方にとっては、当該決定に係る調査等に時間を要しない場合に納付期限ぎりぎりまで申請を受け付けるということで非常に便利になると感じるが、どのような場合が当てはまるのかとの質疑があり、執行部から、生活保護を受けている人や学生など、減免の理由が明らかであるという場合が当てはまるとの答弁がありました。 また、別の委員から、税率の引き下げによって法人市民税は減収になると思うが、補填はあるのかとの質疑があり、執行部から、制度上、減収分は地方法人税という形で地方交付税として補填される予定だが、その年の税収の状況によって配分は変わるため、しっかりと分析していくとの答弁がありました。 討論として、委員から、法人市民税の税率引き下げは消費税10%への増税を前提条件としており、消費税増税に加担していると解釈できることから、法人市民税の引き下げには反対するとの態度表明がありました。 議案第13号津市火災予防条例の一部の改正についてでは、委員から、重大な違反がある防火対象物に対して強い指導を行ったのかとの質疑があり、執行部から、重大な違反に対しては一軒一軒説明に伺い消防設備の設置を促しているが、現時点で設備が設置されていないのも事実であるため、来年度から違反処理を専門とする違反指導担当を設置し、罰則も含めた厳しい指導を行っていく予定であるとの答弁がありました。 また、別の委員から、重大な違反のある防火対象物の公表にはその対象物の防火管理者などの氏名も含まれるのかとの質疑があり、執行部から、公表するのは防火対象物の名称、所在地、違反の内容などであり、防火管理者の氏名は含まれないとの答弁がありました。 議案第16号平成28年度津市一般会計補正予算(第9号)のうち当委員会付託分では、歳入について、委員から、特別とん譲与税について増額補正となっているが、昨年に比べて外国船の入港がふえたのかとの質疑があり、執行部からは、半導体の電子部品などの輸出が増加し、金属製品の輸入が増加したという状況に加え、JFEエンジニアリングがバイオマス発電を開始したことにより、入港がふえたのではないかと考えているとの答弁がありました。 また、別の委員から、法人市民税について、平成28年度の当初予算の見積もりが少な過ぎたことは反省すべきではないかとの質疑があり、執行部から、確かに安全率も含めて低目に予算計上をした部分があるため、今後は実績により、近い数字を計上できるよう努めていくとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、法人税の税率引き下げには商人に対して商売への意欲を出させるという狙いがある。今後はあきんど根性も頭に刻み込んで当初予算の計上に努めていただきたいとの発言がありました。 また、同委員から、当初予算の計上に関して歳入割れを恐れ過ぎている部分がある。行く行くは合併特例債が発行できなくなり、交付税措置も減少していくことから、もう一度原点に返って、しっかりとした予算計上に努めてもらいたいとの発言がありました。 また、同委員から、社会資本整備総合交付金にかかわる(仮称)津市久居ホール整備に係る用地購入費について、用地買収に時間がかかっている理由は何かとの質疑があり、執行部から、三重県の事業認定を受けるための審査が厳しく、時間を要してしまったが、認定されれば税の控除という部分で地権者にとっての特典も出てくることから、交渉が早く進むのではないかと考えているとの答弁がありました。 これに対し、同委員から、地権者にとって大事な土地であるため、しっかりと話し合いをして、後に遺恨が残らないよう、地権者の方に理解を求めて早期にホールを完成してほしいとの発言がありました。 また、同委員から、延滞金について、何年かかってもゼロに持っていくべきではないかとの質疑があり、執行部から、延滞金というものはないのが本来であり、延滞金があるとそれだけ滞納に対する経費がかかっていることになるため、ゼロに近づけるよう努力していくとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、このような仕事は感性が求められる。税をかけるということはある程度の所得があるということなので、所得があるうちに払ってもらえるようにすべきであるとの発言がありました。 また、歳出、第1款議会費について、委員から、議長会等関係事業の普通旅費及び負担金について、約半分の会議を欠席しているが、行かなくてもいい会議に費用をつぎ込むというのはいかがなものか。どのような費用対効果があるのかとの質疑があり、執行部から、議長が議長会などの総会へ出席してその内容を津市議会へ反映させていくということで、費用対効果はあると考えるとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、最近になって会派代表者会議で議長からどこへ行き、どのような議論があったのか報告されるようになったが、津市議会としてどのような意見を言ったかという報告はされていない。今後、会派代表者会議の場でしっかり議論して、平成30年度の当初予算からこれらの費用をゼロに持っていくのも一つであるとの発言がありました。 また、第2款総務費について、委員から、職員研修事業について減額になっているのは当初計画していた研修ができなかったためかとの質疑があり、執行部から、情報化推進員研修などで公的機関から講師を迎え入れたことにより、謝金が要らなくなったため、また、技術職員の技術力向上のために、職員が自発的に資格を取得する際、半額の費用負担を行っているが、応募が見込みよりも少なくなったためであるとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、資格取得の応募の見込みに対してことしはこれだけ受けさせようという執念が足りない。チャレンジしたいという人に門戸を開いてあげるような制度に変えていただきたいとの発言がありました。 また、別の委員から、車両管理事業の賠償金について全額が減額となっている理由について質疑があり、執行部から、この賠償金は交通事故に係る相手方への賠償金であるが、示談交渉を保険会社から行う方法に変更した平成24年度から支出した実績がない。平成29年度からは、従前の委員からの指摘も踏まえ、当科目はゼロにしていくとの答弁がありました。 また、第12款公債費について、委員から、償還利子について、利息が下がるということは元金の部分がふえるということで、大変よいことであり、努力が見られる。今後も、払う金は安く、稼ぐ金は多くして、市民の方々のためにしっかりとした予算を編成してほしいとの発言がありました。 議案第30号平成29年度津市一般会計予算のうち当委員会付託分では、歳入について、委員から、市民税について、ことし1月のeLTAXシステム障害により申告が受理できないなどの影響はないのかとの質疑があり、執行部からは、津市もシステム障害の影響を受けていることから、該当する事業所に対し、給与支払報告書等を送っていただくよう依頼しているところであるとの答弁がありました。 また、同委員から、固定資産税について評価漏れのおそれがある、改築家屋の把握方法について質疑があり、執行部から、法務局からの変更通知や建築確認で把握するとともに、職員が担当地区を巡回し、発見に努めているところであるとの答弁がありました。 また、別の委員から、固定資産税について、津市の土地の売買価格が下がってきているにもかかわらず固定資産評価額は下がっていないが、どのように考えているのかとの質疑があり、執行部から、不動産鑑定士が地価公示や地価調査を参考に鑑定しており、津市だけが極端に高いということはなく、今の鑑定価格は適正であると考えているが、現場と合った価格は反映されていないこともあるため、十分な話し合いを持ち、適正な価格が出せるような形で進めていくとの答弁がありました。 また、同委員から、戸籍手数料について、ゴルフ場利用税や入湯税は平成28年度補正予算の減額を当初予算に反映している一方で、この手数料は補正予算で減額したにもかかわらず当初予算が前年度より増額となっている。その理由は何かとの質疑があり、執行部から、この手数料は平成23年度から27年度の5年間の実績をもって当初予算の積算を行っているため、前年度より増額となったとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、近年の実績が減少傾向であるのであれば、過去5年の平均値ではなく、平成28年度の最終補正後の予算額も考慮して予算計上すべきではないのかとの質疑があり、執行部から、今後については、過去の平均値だけではなく、直近の状況も踏まえた予算編成に努めていきたいとの答弁がありました。 また、同委員から、ふるさと津かがやき基金寄附金について大幅に増額となっている理由は何かとの質疑があり、執行部から、平成28年8月から市外からの寄附をふやすという目的で返礼品の追加を行ったところ、寄附が大幅に増加したことに加え、平成29年度より新たな返礼品を追加するよう調整を行っていることから、前年度より寄附額がふえることを前提に当初予算を計上したとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、ふるさと納税は各市町村の寄附金の取り合いになっているため、津市も負けてはいけない。今後、返礼品に関する国からの規制がかかってくるとは思うが、それに負けないよう今以上に津市への寄附がふえるような施策を考えていただきたいとの発言がありました。 また、歳出、第1款議会費について、委員から、議長及び副議長の報酬を議員の報酬と同額に引き下げ、議会選出の監査委員の報酬及び政務活動費を廃止し、市議会議長会から脱退すれば約2,850万円が削減できるがどうかとの質疑があり、執行部から、報酬等については報酬等審議会があり、また市議会議長会の加入の是非については議員の皆様で議論していただければと考えているとの答弁がありました。 また、第2款総務費について、委員から、2人の顧問弁護士について、法律相談の回数の見直しや任期の期数制限、さらには法曹関係の有資格者などの採用により、新しい風を入れる検討が必要ではないかとの質疑があり、執行部から、今回の指摘を真摯に受けとめ、しっかりと考えたいとの答弁がありました。 また、別の委員から、スポーツ競技力向上事業については、平成30年に三重県で開催される全国高等学校総合体育大会や平成33年に開催される国民体育大会などに向けてのものと考える。昭和50年に三重県で開催された国民体育大会のときには、強化のために三重県外から優秀な選手を集めてきていたが、本来は地元出身の優秀な選手の育成を目指していくべきであり、地元から優秀な選手を見出し、津市全体で応援できるような体制をつくっていくべきであるとの発言がありました。 また、別の委員から、市民生活事業の自衛官募集広報業務委託料について、市の庁舎の目立つ場所にかける、自衛官の募集の懸垂幕をつくり直すとのことだが、津市が自衛隊員の募集を行うことは重大な責任を負うことになりかねず、このようなものにお金をかける必要はないと考えるとの発言がありました。 また、別の委員から、安濃交流会館内温浴施設の赤字解消のためには歳入を確保し、歳出を抑制することが必要だが、具体的な方策は何かとの質疑があり、執行部から、歳入確保の方策については、PR用のチラシやパンフレットを作成し安濃中央総合公園の体育館や経ヶ峰の登山道に貼ること、安濃地域のコミュニティバス内への広告掲示などを考えている。また、歳出抑制の方策については、設備の保守点検をしっかりと行うことにより、長寿命化を行うことや、利用客の少ない時間帯の湯量の調整による燃料費の節約などを考えているとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、10回行けば1回は無料で入浴できるようなスタンプカードを導入してはどうかとの質疑があり、執行部から、よい案だと思ったが、条例の改正が必要となるとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、条例を改正すればできるのであれば条例を改正すればよいだけのことである。そのような消極的な考え方ではいけない。赤字を解消するために市民の血税を使えば、結果として一部の地域の住民だけが恩恵を受けていることになる。これからの行政は、津市全体のバランスを見てやっていかなければならない。今のやり方では地域間格差が生じ、差別につながると考えるとの発言がありました。 また、第9款消防費について、委員から、消防団員の新しい活動服の発注メーカーが既に決定しており、各消防団に対し希望するサイズの確認がなされているがどういうことかとの質疑があり、執行部から、発注メーカーはまだ決定しておらず、現在は発注時における仕様書の作成に当たってサイズ別の数量を把握するため調査しているところであり、平成29年4月以降の入団者へも早期に新しい活動服が配付できるよう手続を進めているところである旨の答弁がありました。 また、継続費について、委員から、継続費は会計年度独立の原則の例外であり、産業・スポーツセンター建設事業など工期が複数年にわたるものが対象になると考えるが、旧明村役場庁舎整備事業(防火水槽)については事業費の総額から見ると当該事業を設定することに違和感を覚えるがどうかとの質疑があり、執行部から、通常の防火水槽設置事業については単年度で行うが、当該事業は旧明村役場庁舎の整備とあわせて防火水槽を設置するものであり、一本の事業ではあるが、第9款消防費と第10款教育費に分けて歳出予算を計上している関係上、継続費についてもこのような計上となるとの答弁がありました。 また、地方債について、委員から、利率が年2.5%以内と平成28年度当初予算と比べ0.5%下がっているが、さらに低く設定することはできないのかとの質疑があり、執行部から、この利率については、仮に繰り越しを行うと2年後まで縛りがかかることから、過去の実績や金利の動向、そして安全率も加味した上で年2.5%以内と設定したものであるとの答弁がありました。 討論として、委員から、議会費について、政務活動費をゼロにすれば津市議会の清廉潔白さが出てくる上、市議会議長会から脱退すれば県都津市を全国にアピールできる。それが津市議会として正しい手法であると考えることから反対するとの態度表明がありました。 また、別の委員から、この予算には自衛官募集に係る経費や人権に名をかりた同和対策事業に係る経費、計画当初の約80億円から約130億円まで事業費が膨れ上がった産業・スポーツセンターに係る経費が含まれていること、また、人権を無視した取り立てを行う三重地方税管理回収機構への負担金が含まれていることから反対するとの態度表明がありました。 その結果、議案10件のうち、議案第7号及び第30号は賛成委員多数をもって可決、他の各案は全会一致をもって可決と決した次第であります。以上で報告を終わります。ありがとうございました。 ○議長(田中勝博君) 以上で総務財政委員長の報告は終わりました。 ただいまの委員長の報告に対し、質疑に入ります。 質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 質疑なしと認めます。 これをもちまして、総務財政委員長に対する質疑を終了いたします。八太委員長は自席へお願いいたします。 お諮りいたします。本日の会議は、議事の都合により、あらかじめ本日の議事終了まで延長したいと存じます。 御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、本日の会議は本日の議事終了まで延長することに決定いたしました。 これより討論に入ります。 初めに、討論の発言通告がございますので、順次発言を許可いたします。 発言通告は反対討論2人でございましたので、通告順に発言を許可いたします。 初めに、長谷川正議員。     〔4番 長谷川 正君 登壇〕 ◆4番(長谷川正君) 議案第16号並びに議案第17号、第30号、第45号について反対討論をします。 議案第16号と議案第30号については、平成28年度の一般会計の補正予算と平成29年度の当初予算です。平成25年度決算、平成26年度決算、平成27年度決算と3年間地道に指摘してきた成果が出てきたのか、予算編成については大分よくなってきました。 その予算の中で議会費についてですが、政務活動費1人1カ月5万円、年額で60万円支払われております。ある一人の議員が、自分個人の選挙活動のために政務活動費を使って新聞を出しました。法的にはグレーの部分であり、選挙違反とは言えませんが、この新聞の中身の一部について、議員活動としてのモラルに欠けます。政務活動費が支給されていなかったら、このような個人の選挙活動に使われることはまずもってないと思われます。ということで、私以外の34人の議員の方々には大変うざったい話になると思われますが、こういう自分だけがよかったらいいという議員1人のために皆が迷惑をこうむります。そして、政務活動費をこのような支出のために使われることはいかがなものかということで、津市議会としては条例改正をして政務活動費をゼロ円にすべきであります。私を含めて35人の議員の方々は、各自のことや会派として語弊のないように政務活動費を立派に正しく使っております。 それから、議長会等関係事業のことですが、1年間に全国大会、東海大会、三重県大会を含め毎年300万円以上、平成28年度としては316万5,000円計上しております。会議の出席回数としては、16回ある中、9回しか出席しておりません。つまり、別に出席しなくても大勢に影響がないということが判明しました。ということで、費用対効果の全く上がっていない議長会関連の予算を、大切な市民の血税を使ってまで他の市議会とおつき合いするというメリット、費用対効果は全くないということで、反対します。 議案第17号と第45号については、平成28年度津市モーターボート会計の補正予算と平成29年度津市モーターボート会計の当初予算についてです。 平成28年度としては、本場の売り上げが約313億円、他の場で開催するレースの売上金が約106億円、合計約419億円もの売り上げを予想しております。しかしながら、これだけの売り上げがありながら一般財源への繰出金、つまり一般財源へ補填してあげるお金を1億円しか出しません。予算書の中身を目を皿にして吟味してみると1桁多い10億円は出せる可能性が大いにあるのに、たった1億円であります。約419億円、それだけの売り上げがありながらたったの1億円です。日本財団には大盤振る舞いで、みかじめ料として平成28年度分として約8億4,000万円もの大金を払う予定でありますのに、まことにもってけしからんことであり、ばかにしております。 競艇事業というものは、戦後に一般財源を助けるためにモーターボートレースを開催して、そのもうけを一般財源に投入して一般財源を助けるという名目で起こした事業であります。日本財団の懐を裕福にするために起こした事業ではありません。ということで、ほかのところでもいろんなところへとお金を使い過ぎであります。 一般財源へ繰り入れることだけに英知を絞って支出を始末すれば、もっとたくさんのお金を補填できて一般財源の助けになるはずです。 ということで、約419億円もの1年間の売り上げ予想がありながら一般財源を助けるために補填するお金の額が少な過ぎるということ、それと日本財団に支払っている高額なみかじめ料を廃止せよということで、反対します。 以上、4議案について反対討論といたします。御清聴ありがとうございました。 ○議長(田中勝博君) 次に、藤本智子議員。     〔8番 藤本智子君 登壇〕 ◆8番(藤本智子君) 日本共産党津市議団の藤本です。 議員団を代表して、議案第4号、第30号、第31号、第32号、第33号、第38号、第40号及び第45号の8件について反対の立場で意見を申し上げます。 なお、議案第7号津市市税条例等の一部の改正につきましては、消費税率10%への引き上げと法人税率の引き下げが連動している部分があるとして委員会では反対いたしましたが、法人税率は既に議決されており、消費税率10%への引き上げが先送りされたことに伴い適用も先送りするというものでありますことから、委員会での態度を変更させていただきたいと思います。 まず、議案第4号津市幼保連携型認定こども園の設置及び管理に関する条例の制定について、この条例制定は津市立の幼保連携型こども園を運営していくに当たって制定しようというものですが、認定こども園は児童福祉法第24条第2項に位置づけられた事業者と保護者が直接契約によって成り立つ施設で、児童福祉法第24条第1項に位置づけられた保育実施義務を持った保育所とは質的に異なる施設です。認定こども園が広がることにより、保育実施義務が形骸化するのではないかという懸念があります。 教育時間4時間の1号認定の子どもと保育時間8時間ないし11時間の2号認定の子どもを一緒に教育・保育することによる大きな課題もあります。朝8時前後に2号認定の子どもたちが登園し、保育が行われ、その後1号認定の子どもたちが登園してから、1号、2号認定の子どもたちは年齢ごとのクラス編制のもとでコアタイムという活動の中で教育を受けます。1号認定の子どもたちがお昼過ぎに降園してから2号認定の子どもたちは保育が再開されるという、こういう非常にややこしい流れになります。保育所では3歳児から5歳児はお昼寝をしますが、午後から帰宅する1号認定の子どもがいるこども園ではお昼寝の設定をどのように行うのか、日常生活の中での大きな課題となります。 1号認定の子どもたちは、土曜日は休み、さらに夏休み、冬休みなどの長期休暇もあります。そうした保育を必要とする時間が異なる子どもたちを一緒に保育することの難しさ、さらには保護者会のあり方や行事のあり方なども難しくなってしまいます。 津市が実施しようとするこども園は、現在5園計画されておりますが、いずれも定員200から300名といった大規模園です。1人の園長が300名もの子どもたちの日々の様子を把握することはかなり難しく、不可能に近いといってもいいと思います。また、災害対応を想定しても懸念が広がるところです。 5園の中でも、(仮称)津みどりの森こども園は公立幼稚園3園、神戸、新町、修成、さらに数年前にさかのぼってみますと、櫛形、片田という実質公立幼稚園5園をまとめ、新町保育園とあわせたこども園となります。西郊中学校区、西橋内中学校区、橋南中学校区という3中学校区に対応するようなエリアとなります。遠い距離を送迎しなくてはなりません。修成地域から歩いていけるような距離ではとてもありません。雨の日に自転車で行くにも困難です。歩いていける範囲で子育てできる環境を整える必要があります。津みどりの森こども園は、公立幼稚園の統合の要素が強いと言わざるを得ません。 以上のような理由で本条例の制定には反対するものですが、こども園の議論に当たって、保育所には教育がないかのような誤解もあるような議論が見受けられます。しかし、保育所における保育は養護及び保育を一体的に行うことと運営基準第35条で明記されており、保育所であってもきちんと教育が行われています。幼稚園だけが教育の実施機関ではなく、幼児教育イコール幼稚園というような考え方は間違いだということもあえて申し上げておきたいと思います。 次に、議案第30号平成29年度津市一般会計予算について、本予算は、合併後3番目の予算規模となる1,128億8,900万円となっております。予算には学校へのエアコン設置の費用、災害時避難行動要支援者等への戸別受信装置の貸与など市民要求を反映したものも含まれており、その点は評価するところです。高齢者の外出支援、コミュニティバス無料化も市民の願いを反映した施策ではありますが、その手法においては大いに問題があると考えます。 現在、津市の65歳以上の方のマイナンバーカードの取得率がわずか9%台であるという現状において、マイナンバーカードを取得した人にはコミュニティバスを無料で乗りおりできるシルバーエミカを与えますよ、持ちたくない人はコミュニティバス乗車時には200円を払ってください、こういうようなやり方ですので、行政としての公平性、公正性に欠けていると言わざるを得ません。マイナンバーカードの普及拡大を狙った総務省の制度に乗った手法を用いるため、こうした問題が発生します。マイナンバーカードの取得は、義務ではありません。取得するかどうかによって自治体の施策の対象になる、ならないという不公正が生じてはならないというふうに考えます。 また、コミュニティバス利用者は障がい者の方も多く含まれています。今回、手法だけでなく、無料化に当たって高齢者しか対象にしていないという点でも問題だと考えます。 さらに、外出支援と銘打ったにもかかわらず、年間わずか2,000円という金額は少な過ぎます。公平・公正な手法で真の外出支援策を講じることを求めておきます。 この予算には、先ほどの条例制定で申し上げました(仮称)津みどりの森こども園の予算も含まれています。定員規模が大き過ぎ、子育てエリアとして広過ぎます。待機児童解消というなら保育所をもっともっとふやしていくべきです。防災への備えである耐震促進事業は前年度比マイナスとなっておりますし、自衛官の募集広告業務委託料、三重地方税管理回収機構への負担金、同和事業の推進予算などが含まれていることなども問題だと考えております。 産業・スポーツセンター整備事業の推進につきましては、かねてから規模が大き過ぎること、予算が高額過ぎることを指摘してきているところです。 また、職員の時間外勤務手当は6億6,554万円が計上されています。対前年度比1.3%ほどの減額ですが、長時間にわたる時間外を解消できるような手だてがとられていないことを示しています。月100時間を超えるような時間外の解消は急務です。保育士については、退職者数を超えて採用されておりますが、それでも半数は臨時保育士に頼らざるを得ないのが実態です。しかも必要な人員の確保ができていないという状況です。 全体として、職員2,500人体制のひずみが出てきていると考えられます。必要な体制を構築し、時間外勤務を縮減することも求めておきたいと思います。 議案第31号平成29年度津市国民健康保険事業特別会計予算については、今年度、平成28年度、21%もの大幅値上げが行われ、多くの方から、納付書が届いたときに本当にびっくりした、年金が下がっているのに何でこんなに値上がりするのか、こういった声が本当に多く寄せられました。私たちは国保料の引き下げを一貫して求めておりますが、残念ながらそうした状況にはありません。 平成30年度から始まる広域化に向けて、つい先日、県から出された保険料の試算では、医療水準を0.5として津市の保険料はさらに6%余り値上がりするという、こういう試算状況になっています。これ以上の負担はもう限界です。国保会計を安定させるのは歳入確保と歳出削減しかありません。 今回、一般会計からの法定外繰り入れが若干ではありますが前年度と比べて減少しております。もっと確保して国保基金を積み立て、次年度から広域化に当たっての年度間調整に対応できるようにするとともに、健康づくり、保健予防活動の推進で結果として医療費削減ができるような取り組みを強く求めておきたいと思います。 議案第32号平成29年度津市介護保険事業特別会計予算については、平成29年度から新総合事業が始まります。基準緩和型のサービス提供も住民主体型のサービス提供も提供主体が少なく、結果として現行相当サービスが当面は維持されていくであろうというふうに理解しています。様子を見ながら実施していくという状況ですが、くれぐれも要支援外しにならない、どこで申請しても、サービスが制限されるチェックリストに誘導するのではなく、きちんと対応されるということを重ねて求めておきます。 要支援外しにはならないというふうにお答えはいただいておりますが、それでも市民の皆さんの不安は広がっています。家族介護から公的介護保険制度としてスタートしてから18年目を迎えますが、当初の考え方とは逆行して、地域、家族といった方向が強く出されています。高齢者の皆さんの中で介護認定を受けてみえる方は20%程度です。介護認定を受けてみえる方全てが介護サービスを利用されているわけではありません。将来に備えるという意味はありますが、介護のお世話にならずに生涯を終えられる方も多くいらっしゃる中、保険料が高いという声は頻繁にお聞きするところです。基本的には年金からの天引きとなるため、生活費が年々減少するというのが実態です。今、下流老人などという言葉が使われるような状況も広がっており、高齢者の暮らしを守る施策が必要です。介護保険料、利用料の軽減措置を講じることを求めてまいりましたが、そうした措置がとられていないため反対をいたします。 新年度、平成29年度は次期計画を策定するわけですが、軽減措置を講じること、そして、地域包括ケアシステムを構築するに当たって重要な役割を担う地域包括支援センターを増設することを改めて求めておきたいと思います。 議案第33号平成29年度津市後期高齢者医療事業特別会計予算については、以前から申し上げておりますように、年齢によって医療を分ける、差別するこの制度は廃止すべきであるという立場から反対をいたします。 議案第38号平成29年度津市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算は、平成27年度決算におきましては収納率が11.5%という低い数字となっています。それでも対前年度3.9ポイントの増加となっていますが、まだまだ滞納は多く残されております。貸したものは返していただくというのが原則です。監査の指摘にもありますように、徴収し得る債権かどうかの見きわめを図りつつ、個々の実情に応じた債権回収に係る対応を講じる必要があるという点では同じように考えますけれども、そもそもこの制度は、発足当時からの問題も根深いものがあるのだろうというふうに理解しております。ともあれ、滞納が多く、なかなか回収が進んでいないということから反対をいたします。 議案第40号平成29年度津市水道事業会計予算、これまでも指摘してきましたが、水道会計における県営水道の占める割合は非常に高くなっています。中でも長良川水系の水は日量5万500トンの契約となっていますが、予算で定めている1日平均配水量11万181トンを給水するに当たっては、自己水源や雲出川水源を活用している中、長良川水系の契約水量が全て必要だという状況にはありません。必要以上の契約は水道会計を圧迫する大きな要因です。県に対し契約水量の引き下げを強く求めることを指摘して、反対いたします。 議案第45号平成29年度津市モーターボート競走事業会計予算は、公営ギャンブルであり、自治体として行うべき事業ではないとの立場から反対をいたします。 以上8議案について反対意見を申し述べ、反対討論といたします。 ○議長(田中勝博君) 以上で発言通告による反対討論は終わりました。 次に、通告外の反対討論の発言を許可いたします。 反対討論はございませんか。 岡村議員。     〔5番 岡村 武君 登壇〕 ◆5番(岡村武君) 議案第30号平成29年度津市一般会計予算、この予算なんですけれども、いつも申し上げておりますが、一般会計のほうで事業数が322事業、そして特別会計においては118事業、合わせて440事業一遍に賛成、反対しろと、こういう形で来るわけです。これ、物理的にしようがないんですよね。片や賛成です、片や反対ですと、一遍にどっちかに決めろと、こういった乱暴な仕組みがずっと永遠に続いてきたわけです。これは何とか考えていただかなくてはならんと、変えるべきだと、そういった思いで拒否。こういう議案を出す前に、これはだめですよといった意味なんですね、拒否というのは。棄権ではないんです。 これを申し上げておきます。以上。 ○議長(田中勝博君) 岡村議員の反対討論は終了しました。 次に、通告外の反対討論の発言を許可いたします。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 賛成討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 討論なしと認めます。 これをもちまして討論を終了いたします。 これより議案第4号から第45号までを1議案ずつ分けて採決いたします。 なお、岡村議員及び川口和雄議員から挙手による表決の届け出がなされておりますので、これを許可いたします。 最初に、議案第4号津市幼保連携型認定こども園の設置及び管理に関する条例の制定についてを起立により採決いたします。 議案第4号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第4号は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(田中勝博君) 賛成議員多数であります。 よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第5号津市個人情報保護条例及び津市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部の改正についてを採決いたします。 議案第5号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第5号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第6号津市ふるさと振興基金条例の廃止についてを採決いたします。 議案第6号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第6号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第7号津市市税条例等の一部の改正についてを採決いたします。 議案第7号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第7号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第8号津市手数料徴収条例の一部の改正についてを採決いたします。 議案第8号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第8号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第9号津市国民健康保険条例の一部の改正についてを採決いたします。 議案第9号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第9号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第10号津市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部の改正についてを採決いたします。 議案第10号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第10号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第11号津市運動施設の設置及び管理に関する条例の一部の改正についてを採決いたします。 議案第11号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第11号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第12号津市産業・スポーツセンターの設置及び管理に関する条例等の一部の改正についてを採決いたします。 議案第12号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第12号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第13号津市火災予防条例の一部の改正についてを採決いたします。 議案第13号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第13号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第14号市道路線の廃止についてを採決いたします。 議案第14号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第14号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第14号は原案どおり可決されました。 次に、議案第15号市道路線の認定についてを採決いたします。 議案第15号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第15号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第16号平成28年度津市一般会計補正予算(第9号)を起立により採決いたします。 議案第16号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第16号は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(田中勝博君) 賛成議員多数であります。 よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第17号平成28年度津市モーターボート競走事業特別会計補正予算(第2号)を起立により採決いたします。 議案第17号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第17号は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(田中勝博君) 賛成議員多数であります。 よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第18号平成28年度津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。 議案第18号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第18号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第19号平成28年度津市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。 議案第19号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第19号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第20号平成28年度津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。 議案第20号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第20号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第21号平成28年度津市営浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。 議案第21号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第21号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第22号平成28年度津市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。 議案第22号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第22号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第23号平成28年度津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。 議案第23号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第23号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第24号平成28年度津市土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。 議案第24号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第24号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第25号平成28年度津市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。 議案第25号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第25号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第26号平成28年度津市椋本財産区特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。 議案第26号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第26号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第27号平成28年度津市水道事業会計補正予算(第1号)を採決いたします。 議案第27号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第27号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第28号平成28年度津市下水道事業会計補正予算(第2号)を採決いたします。 議案第28号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第28号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第29号平成28年度津市農業共済事業会計補正予算(第1号)を採決いたします。 議案第29号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第29号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第30号平成29年度津市一般会計予算を起立により採決いたします。 議案第30号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第30号は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(田中勝博君) 賛成議員多数であります。 よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第31号平成29年度津市国民健康保険事業特別会計予算を起立により採決いたします。 議案第31号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第31号は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(田中勝博君) 賛成議員多数であります。 よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第32号平成29年度津市介護保険事業特別会計予算を起立により採決いたします。 議案第32号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第32号は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(田中勝博君) 賛成議員多数であります。 よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第33号平成29年度津市後期高齢者医療事業特別会計予算を起立により採決いたします。 議案第33号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第33号は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(田中勝博君) 賛成議員多数であります。 よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第34号平成29年度津市営浄化槽事業特別会計予算を採決いたします。 議案第34号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第34号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第34号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第35号平成29年度津市共同汚水処理施設事業特別会計予算を採決いたします。 議案第35号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第35号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第36号平成29年度津市農業集落排水事業特別会計予算を採決いたします。 議案第36号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第36号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第37号平成29年度津市土地区画整理事業特別会計予算を採決いたします。 議案第37号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第37号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第37号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第38号平成29年度津市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算を起立により採決いたします。 議案第38号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第38号は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(田中勝博君) 賛成議員多数であります。 よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第39号平成29年度津市椋本財産区特別会計予算を採決いたします。 議案第39号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第39号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第40号平成29年度津市水道事業会計予算を起立により採決いたします。 議案第40号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第40号は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(田中勝博君) 賛成議員多数であります。 よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第41号平成29年度津市工業用水道事業会計予算を採決いたします。 議案第41号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第41号は原案どおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第41号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第42号平成29年度津市下水道事業会計予算を採決いたします。 議案第42号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第42号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第42号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第43号平成29年度津市駐車場事業会計予算を採決いたします。 議案第43号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第43号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第43号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第44号平成29年度津市農業共済事業会計予算を採決いたします。 議案第44号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第44号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第44号は原案のとおり可決されました。 最後に、議案第45号平成29年度津市モーターボート競走事業会計予算を起立により採決いたします。 議案第45号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第45号は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(田中勝博君) 賛成議員多数であります。 よって、議案第45号は原案のとおり可決されました。 審議の途中ではございますが、暫時休憩いたします。     午後4時55分休憩     午後5時15分開議 ○議長(田中勝博君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第2、市長から提出の議案第46号津市監査委員の選任につき同意を得るについて及び議案第47号津市固定資産評価員の選任につき同意を得るについて及び議案第48号津市教育委員会教育長の選任につき同意を得るについて並びに諮問第1号人権擁護委員の候補者の推薦についてを一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔市長 前葉泰幸君 登壇〕 ◎市長(前葉泰幸君) ただいま追加上程されました議案第46号から第48号まで及び諮問第1号を一括して御説明申し上げます。 議案第46号津市監査委員の選任につき同意を得るにつきましては、安藤友昭氏を選任いたしたく本市議会の同意をお願いするものであります。 安藤友昭氏は、平成25年4月から監査委員として本市における行財政の公正で効率的かつ効果的な運営の確保に御尽力いただいており、平成29年3月31日をもって任期満了を迎えますが、会計税務等の専門家として幅広く御活躍され、識見豊富で人格的にもすぐれ、監査委員として適任であると考えますことから、再任をしようとするものであります。 議案第47号津市固定資産評価員の選任につき同意を得るにつきましては、川合芳明評価員の辞任に伴う後任者として現政策財務部資産税課長の杉野由幸を選任いたしたく、本市議会の同意をお願いするものであります。 議案第48号津市教育委員会教育長の選任につき同意を得るにつきましては、倉田幸則氏を選任いたしたく、本市議会の同意をお願いするものであります。 倉田幸則氏は、昭和58年4月から28年間津市立中学校教員として勤務後、津市教育委員会事務局教育研究支援課生徒指導担当主幹、三重県教育委員会事務局子ども安全対策監を歴任し、平成27年4月からは津市教育委員会事務局教育次長として職務に精励しており、教育行政に関し識見を有することから、教育長として適任であると考えるものであります。 諮問第1号人権擁護委員の候補者の推薦につきましては、野田明美氏を推薦いたしたく、本市議会の意見を求めるものであります。 野田明美氏は、平成26年7月から人権擁護委員として啓発活動や相談活動に御尽力いただいており、平成29年6月30日をもって委員の任期が満了を迎えますが、識見豊富で人格的にもすぐれ、人権擁護委員として適任であると考えますことから、再任に係る推薦をしようとするものであります。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(田中勝博君) 以上で説明は終わりました。 全員協議会開催のため、暫時休憩いたします。     午後5時18分休憩     午後6時15分開議 ○議長(田中勝博君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議事を続行いたします。 これより議案第48号津市教育委員会教育長の選任につき同意を得るについてに対する質疑に入ります。 質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 質疑なしと認めます。 これをもちまして質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 議案第48号は会議規則第36条第2項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと存じます。 御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第48号は委員会への付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。 まず、反対討論の発言を許可いたします。 反対討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 次に、賛成討論の発言を許可いたします。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 討論なしと認めます。 これをもちまして討論を終了いたします。 これより議案第48号津市教育委員会教育長の選任につき同意を得るについてを採決いたします。 議案第48号は同意することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第48号は同意することに決定いたしました。 次に、議案第46号津市監査委員の選任につき同意を得るについてに対する質疑に入ります。 質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 質疑なしと認めます。 これをもちまして質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 議案第46号は会議規則第36条第2項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと存じます。 御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第46号は委員会への付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。 まず、反対討論の発言を許可いたします。 反対討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 次に、賛成討論の発言を許可いたします。 賛成討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 討論なしと認めます。 これをもちまして討論を終了いたします。 これより議案第46号津市監査委員の選任につき同意を得るについてを採決いたします。 議案第46号は同意することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第46号は同意することに決定いたしました。 次に、議案第47号津市固定資産評価員の選任につき同意を得るについてに対する質疑に入ります。 質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 質疑なしと認めます。 これをもちまして質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 議案第47号は会議規則第36条第2項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと存じます。 御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第47号は委員会への付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。 まず、反対討論の発言を許可いたします。 反対討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 次に、賛成討論の発言を許可いたします。 賛成討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 討論なしと認めます。 これをもちまして討論を終了いたします。 これより議案第47号津市固定資産評価員の選任につき同意を得るについてを採決いたします。 議案第47号は同意することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第47号は同意することに決定いたしました。 次に、諮問第1号人権擁護委員の候補者の推薦についてに対する質疑に入ります。 質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 質疑なしと認めます。 これをもちまして質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 諮問第1号は会議規則第36条第2項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと存じます。 御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第1号は委員会への付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。 まず、反対討論の発言を許可いたします。 反対討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 次に、賛成討論の発言を許可いたします。 賛成討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 討論なしと認めます。 これをもちまして討論を終了いたします。 これより諮問第1号人権擁護委員の候補者の推薦についてを採決いたします。 諮問第1号は異議のない旨答申することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第1号は異議のない旨答申することに決定いたしました。 日程第3、八太正年議員外8人から提出の議員提出議案第1号津市議会委員会条例の一部の改正についてを議題といたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議員提出議案第1号は、会議規則第36条第2項の規定により提案理由の説明を省略いたしたいと存じます。 御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議員提出議案第1号は提案理由の説明を省略することに決定いたしました。 引き続き、精読時間を設けず直ちに質疑に入りたいと存じますが、よろしいでしょうか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) それでは、これより質疑に入ります。 質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 質疑なしと認めます。 これをもちまして質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議員提出議案第1号は会議規則第36条第2項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと存じます。 御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議員提出議案第1号は委員会への付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。 まず、反対討論の発言を許可いたします。 反対討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 次に、賛成討論の発言を許可いたします。 賛成討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 討論なしと認めます。 これをもちまして討論を終了いたします。 これより議員提出議案第1号津市議会委員会条例の一部の改正についてを採決いたします。 議員提出議案第1号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝博君) 御異議なしと認めます。 よって、議員提出議案第1号は原案のとおり可決されました。 以上をもちまして、今期定例会の会議に付議された事件の議事は全て終了いたしました。 これにて本日の会議を閉じます。 閉会に当たり、市長から御挨拶がございます。     〔市長 前葉泰幸君 登壇〕
    ◎市長(前葉泰幸君) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 議員の皆様方には、2月27日から本日に至るまで長期間にわたり多くの案件を御審議、御議決いただきまして、まことにありがとうございました。 また、本日は追加上程されました人事案件につきましても御議決等をいただき、厚く御礼申し上げます。 今定例会で申し述べました施政方針、また御議決いただきました平成29年度予算に基づき、市民の皆様の御期待にしっかりお応えできるよう、志高く市政を推進してまいります。 議員の皆様方におかれましては、ますます御活躍いただきますよう御祈念を申し上げ、私の閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(田中勝博君) 以上をもちまして、平成29年第1回津市議会定例会を閉会いたします。     午後6時23分閉会 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。             津市議会議長   田中勝博             津市議会副議長  山崎正行             津市議会議員   中川民英             津市議会議員   八太正年...